あがり症の緊張を一瞬で消す方法
あがり症の緊張を一瞬で消す方法

ひどいあがり症・発声時頸部ジストニアを自力で開発した心理療法で克服した心理カウンセラーの川畑律子です。
「あがり症の緊張を一瞬で消す方法はあるのだろうか?」と、思う人は多いかもしれません。
そういう私も、目線をできるだけ遠くに向けて観客を見ないようにしたり、歌っている時は歌そのものに集中しようとしたり、いろいろトライしてみました。
しかし、いずれも効果はなく、結局ガクブル状態で終わりました。
残された手段は心療内科で抗不安薬やβ遮断薬を処方してもらうことだけでしたが、へそ曲がりの私は「絶対に、お薬には頼りたくない!」という強い思いがありました。
でも、お薬を使わなくても、一瞬であがり症の緊張を消す方法があります。
その方法とは、
「心から信頼している人に発表会やプレゼン、スピーチなどの会場に来てもらう」
です。
心から信頼している人
あなたには、心から信頼している人がいるでしょうか?
あがり症になる人は、基本的に「自分と他人」を信用していないところがあります。
「もし、失敗したら、他人は私をバカにするに違いない!」という恐怖でいっぱいになると、ストレスホルモンが分泌されて交感神経が優位になり、あがり症の諸症状が現れます。
でも、あなたが心から信頼している人が会場の目の前にいてくれたら、あなたは「バカにされる恐怖」に怯えなくて済みます。
私はこのことを、ある時の発表会で実感しました。
私があがらなかった理由

その友人のご両親とは、日頃からお宅に寄らせて頂いたり、一緒に食事会に参加したりと、とても親しくお付き合いをさせて頂いていました。
そのご両親のお顔を発表会で見たとき、全身に安心感があふれたのが分かりました。
思わず、「いつもより上手に歌えたんじゃないかしら?」と、自分の出来栄えに惚れ惚れしてしまったほどです。
あがり症の原因は、主に対人恐怖症にあります。
根っこのところで他人を信用していないと、「もし、たくさんの知らない人たちの前で失敗したら、彼らは私をバカにするに違いない!」という恐怖を感じます。
その恐怖が高じると、自律神経が乱れて交感神経が優位になり、あがり症になります。
でも、友人のご両親のように、「心から信頼している人たち」の前だったら、そんな心配をしなくて済みます。
私は、自分で思っているよりもずっと、友人のご両親を信用していたようでした。
もし、あなたがあがり症の緊張を一瞬で消したかったら、あなたが心から信頼している人に頼んで、発表会やプレゼン、スピーチなどの会場に来てもらうように頼んでみてください。
そして、「私が歌って/スピーチをしているとき、あなたの顔をじっと見るけど、あがらなくするためなので協力してね」と頼んでみてください。
あなたが心から信頼している人だったら、きっと快く了承してくれるでしょう。
場合によっては難しいこともあるかもしれませんが、その場合でもできるだけ気心が知れた人の顔を見るようにしてください。
きっと、いつもより安心して歌や楽器演奏、スピーチなどができるようになるはずです。
まとめ
私があがり症の緊張を一瞬で消すことができた理由は、心から信頼している友人のご両親の顔を見たことで「他人からバカにされる恐怖を感じなくて済んだから」でした。
もし、「私には、そんなに心から信頼している人なんていない」という場合は、また別の問題になります。
その場合であっても、自分で自分を好きになれるようになれば、「他人が私をバカにするに違いない!」という恐怖から逃れられるようになります。
自分で自分を好きになることができれば、たとえ他人からバカにされたとしても、自分の価値は揺らがないという自信が生まれるからです。
結局のところ、あがり症の緊張を一瞬で消すために必要なことは「自分で自分を好きになる」ことに尽きるのかもしれませんね。