フォーカル・ジストニアの7不思議ー②フォーカル・ジストニアの原因は「反復練習のし過ぎ」!?
フォーカル・ジストニアの原因は「反復練習のし過ぎ」!?
フォーカル・ジストニアの原因として挙げられるものが「反復練習のし過ぎ」。
初めて聞いた時は、思わず頭の中に「?」の文字が浮かびました。
その後、フォーカル・ジストニアを発症した音楽家たちのお話を伺ううち、この「トンデモ説」が浮上した背景が分かってきました。
おそらく、音楽家たちは以下のようなステップを踏んでいるのだと思います。
フォーカル・ジストニアの発症
- 初めに、指が上手く動かなくなる
- 「おかしいな?」と思い、焦って反復練習をする
- どんどん症状が悪化する
- さらに焦って、医療機関を受診する
- 診察した医師が「原因は、反復練習のし過ぎに違いない!」と断定する
→「原因は、反復練習のし過ぎ」説が誕生する。
まるで、「卵が先か、鶏が先か」のお話のようですが、発端はあくまで「指が上手く動かなくなる」であって、「反復練習のし過ぎ」ではないと思います。
おそらく、「フォーカル・ジストニアは心因性」だと認められない医師が苦し紛れにムリヤリ考えだした「珍説」だと思います。
「反復練習のし過ぎ」説の矛盾
もし、「反復練習のし過ぎ」が原因だとしたら、どうして音楽家全員が発症しないのでしょう?
〇〇オーケストラの楽団員全員が、△△音大の音大生全員がフォーカル・ジストニアを発症した、という話は未だかつて聞いたことがありません。
それに、「反復練習のし過ぎ」が真実なら、一定の割合で発症しないと辻褄が合いません。
音楽家の病気としてポピュラーなのが、腱鞘炎や声帯ポリープ等でしょう。
これらの症状は、音楽家だって原因に心当たりがあるはずです。
「そう言えば、あの時喉を酷使しちゃったな」「そう言えば、あの時演奏フォームで力を入れ過ぎたかな」と。
でも、フォーカル・ジストニアを発症したクライエント達は、揃いも揃って「反復練習のし過ぎが原因ではない」と、首を横に振るのです。
フォーカル・ジストニアを発症した当の音楽家たちが「反復練習のし過ぎが原因ではない」と主張しているのに、医師が「反復練習のし過ぎ」が原因だと主張しているからーなんて、おかしいにも程があります。
もし、「反復練習のし過ぎが原因ではない!」と悩んでいるのなら、お問い合わせくださいね。
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