あがり症の症状が現れる場面ー会議

あがり症の症状が現れる場面ー会議

あがり症と会議

あがり症の症状が現れる場面の一つに、会議があります。

組織が大きくなればなるほど、会議が度々開かれる傾向にあるようです。○○会議、××会議と、業務の忙しい合間を縫って会議に参加しなければいけないので、肝心の業務が一向にはかどらない場合もあります。

会議には、参加すればいいだけのものもあれば、積極的に発言が求められる会議もあります。後者は、あがり症の人にとって苦痛でしかないでしょう。何か気の利いた、建設的な発言をしなければいけないのに、あがってしまってしどろもどろ・・・では、会社内で「残念な人」として映るかも知れません。

 

そんなあがり症の人が会議を上手に乗り越えるためには、どうすればいいのでしょうか?それには、「何か気の利いたことを言おうと思わない」「発言が滑っても気にしない」「過去のトラウマを癒す」です。

 

気の利いたことを言おうと思わない

 

かく言う私も、会議が苦手なところがありました。数年前、2回目の大学生活を送ることになり、ちょうどコロナ禍でもあったので授業はほとんどオンラインで行われていました。

時々、授業中のグループミーティングで先生から意見を求められることがありました。積極的な人はドンドン発言しますが、中には押し黙ったままの人もいます。そういう私も、「何か、気の利いたことを言わなければいけない」と、考えすぎてしまい、結局一言も発言できないことが度々ありました。

しかし、積極的に発言する人たちも、別に取り立てて気の利いたことを言っているわけではない、ということにあるとき気が付きました。ただ、心に浮かんだことをそのまま発言すればいいんだな、ということに気が付き、それからは発言があまり苦にはなりませんでした。

 

人それぞれ、考え方や感じ方に違いはあります。あなたが「こんなことを言ってもつまらないかな」という考えでも、他の人からは新鮮に映るかも知れません。物おじせず、「私の考えはコレ!」と、堂々と主張しましょう。

それが受け入れられるか否かはその場にならないと分かりませんが、あなたが「お地蔵様」から抜け出せた貴重な一歩であることの証です。

 

発言が滑っても気にしない

 

頑張って発言したのに、滑ってしまい、「言わなきゃよかった・・・」と、思わず「お地蔵様」に戻りたくなる時もあるでしょう。あがり症の人は、なんでもかんでも「打率10割」を目指すところがあります。打率10割なんていう不可能な目標を立てるから、考えすぎてしまって「お地蔵様」になるのです。

 

プロ野球選手でランキングトップのバッターは「打率3割」です。素人のあなたは、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」のことわざどおり、「下手な発言も数撃ちゃ当たる」の精神で、臆せず発言しましょう。

「お地蔵様」のように押し黙ったままよりは、よほど好印象に映ります。

 

過去のトラウマを癒す

 

ひどいあがり症だった私は、自力で開発した心理療法で「小学生の頃、ホームルームで発言が滑ったトラウマ」があがり症の原因の一つだったということが分かりました。

授業の最後に行われ、その日を振り返るホームルームで発言が求められ、意気揚々と挙手をした私は、思いっきり発言が滑ってしまいました。どういう内容のことを言ったのかは覚えていませんが、クラス中からドッと笑われてしまったのです。

「言わなきゃ良かった・・・」と、後悔したのは言うまでもありません。

 

つい会議で「お地蔵様」になりがちなあなたも、私と同じような経験はないでしょうか?もしあれば、その時の心の傷を心理療法で癒しましょう。心の傷が癒されれば、発言をすることにためらいが無くなります。発言が滑るか否かは、その時になってみないと分からないのですから。

たとえ笑われたとしても、「お地蔵様」のままでいるよりはよほどマシです。発言をこなすうちに、「場の空気」も読めてくるようになるでしょう。「場の空気」を読みながら、言うべき時には言うべきことをきちんと言うのが大人です。

 

まとめ

 

つい会議で「お地蔵様」になりがちなあがり症の人が積極的に発言できるようになるためには、

  1. 気の利いたことを言おうと思わない
  2. 発言が滑っても気にしない
  3. 過去のトラウマを癒す

の、3つが大切です。

 

あがり症の人は、「真面目・完璧主義・優等生」タイプが多いとされています。人の何倍も努力を惜しまないので優秀な人が多いのに、あがり症のせいでその優秀さを見せつけることに失敗してしまうことがあります。

あなたほど努力している訳でもないのに、会議では物おじせず発言できる人が重宝されてしまうのは、あがり症の人には納得いかないですよね。

でも、上記3つのアドバイスを忠実に実行すれば、あなたは会議での発言が苦にならなくなります。それどころか、数をこなすうちに発言が楽しくなるでしょう。そのときには、あなたの優秀さを大いに見せつけてやるのです。

あなた本来の真面目さと優秀さと、会議での積極的な発言があれば、まさに「鬼に金棒」です。

 

つい会議で「お地蔵様」になりがちなあなたも、お気軽にお問い合わせくださいね。

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