フォーカル・ジストニアは不治の病?

2020年4月30日

フォーカル・ジストニアは不治の病?

フォーカル・ジストニアに悩むピアニスト

先日、フォーカル・ジストニアに悩むヴァイオリニストさんをセッションしました。

その方は「フォーカル・ジストニアは不治の病だから」と盛んに仰っていたので、「まず、その思い込みを『必ず治る』に修正してください」とアドバイスしました。

現時点では、「フォーカル・ジストニアの原因は不明」「したがって、治療法は確立されていない」とされています。

そこで、フォーカル・ジストニアに悩む音楽家は、鍼治療、カイロプラクティック、リハビリ療法、アレキサンダーテクニーク・・・と、手当たり次第に治療法を試します。

そして、「もう万策尽きた」状態になってから、私のサイトへたどり着きます。

クライアントは、必ず「本当に、フォーカル・ジストニアは治りますか?」と私に尋ねます。

私は、「時間はかかりますが、必ず治ります!」と、太鼓判を押します。

こんなことを言うと、イジワルな人からは「どうしてそんなことが言えるの?」とツッコミを入れられてしまいそうですね(^^;。

私が自信を持って「フォーカル・ジストニアは完治できます!」と言える理由は、私自身がひどいあがり症、書痙、発声時頸部ジストニアを自力で開発した心理療法で完治したからです。

あがり症、書痙、発声時頸部ジストニアを自力で治す

私のあがり症は、それはひどいものでした。

手足はガクガクブルブル震え、全身から大量の発汗、声の震え、激しい動悸、強い不安感や恐怖感、ど忘れと、ひどい症状のオンパレードでした(泣)。

また、右手の書痙は盛大にガクガクブルブル震えて、ペンもまともに持てないほどでした。

私は声楽を習っていたのですが、高音を歌おうとすると、突然声が出なくなり、低音を歌おうとすると、途端にコントロールができなくなってガラガラ声になりました。

これらのひどい症状のどれをとっても、現代医学では対症療法しかないのが現状です。

たとえば、あがり症の人には抗不安薬やβ遮断薬(手足の震えを止める作用)が処方されます。

これらの薬は飲んでいる間は効果がありますが、あがり症が完治する訳ではありません。

そのために、発表会やプレゼンの度に薬を服用しなければいけません。

また、書痙やフォーカル・ジストニアは西洋医学では定位脳手術しかありません。

完治に至るまでの長い期間は、自分の体を実験台にして、あがり症や書痙、発声時頸部ジストニアの症状を治していきました。

その過程で、「なるほど、あがり症や書痙、発声時頸部ジストニアの原因は心の問題なんだ」「心の働きがこうなっているから、考え方を修正すれば、症状が消えていくんだ」と、「心と身体の相関関係」について理解を深めていきました。

「偏った思考」を修正してあがり症を治す

たとえば、あがり症の原因は①失敗恐怖症、②対人恐怖症、③視線恐怖症の3つです。

関連記事:あがり症の原因

①の失敗恐怖症は、「いつも完璧でいなければいけない」という思い込みが強すぎるあまりに、人前での失敗を恐れてしまうことです。

あがり症になる人は、「たくさんの人が見ている前で失敗すること」を何よりも恐れています。

そこで、「いつも完璧でいなくても大丈夫だ」という新しい価値観を脳に植え付けることで失敗を恐れなくなります。

その結果、あがらなくなります。

このように、「異常な身体症状の原因には、偏った思考が隠れている」ということを、自分の体を使って一つずつ検証していきました。

偏った思考を正しい思考に修正することで、あがり症や書痙、発声時頸部ジストニアの症状は全て消えました。

盛大にガクガクブルブル震えていた手足は震えなくなり、口から飛び出しそうなほどバクバクしていた心臓は落ち着きを取り戻し、大量の発汗はピタリと止まり、強い不安感や恐怖感は消えていきました。

また、高音や低音も自由にのびのびと発声できるようになりました。

私は現代医療に一切頼ることなく、これらのひどい身体症状を自力で治していきました。

そして、自分の経験を基に、あがり症やフォーカル・ジストニアに悩む人の治療を始めました。

すると、かつての私と同じような症状に苦しめられていた人たちが、私が完治に至るまでにたどった過程と全く同じ過程で、症状がどんどん改善していったのです。

関連記事:シンガーソングライターTさんの発声時頸部ジストニア治療記録

彼らの症状が改善していく様子を見て、自分が開発した治療法と、自分で見つけ出したあがり症とフォーカル・ジストニアの原因に間違いはないと確信しました。

関連記事:フォーカル・ジストニア治療中間報告

フォーカル・ジストニアを完治させるために必要な「決意」

今のあなたがどんなにひどい症状に苦しめられているとしても、「フォーカル・ジストニアは不治の病だから仕方ない」と諦めないでください。

私は、文字通り手探り状態で、一つ一つ、あがり症や書痙、発声時頸部ジストニアの原因を探り、治療を施し、改善し、ついには完治させました。

もし、あなたが「フォーカル・ジストニアは不治の病だ」と思いこんでしまったら、そこでお終いです。

私は、少しずつあがり症の症状が改善していく様子を励みに「あがり症は必ず治る。まだ完治に至っていないのは、他にも原因があるからだ」と、自分を励まし続けました。

そして結局、全ての原因を治療することであがり症は完治しました。

「まだ治らない」というと絶望的になりますが、「まだ、他にも原因が隠れている」というだけの問題なのです。

あなたは、私のサイトを訪れる前に、あらゆる治療法を試してみたことでしょう。

しかし、「お金ばかりかかって、結局治らなかった」と、絶望されているかもしれません。

そこで、私の治療法にも疑いの目を向けたくなるお気持ちはよく分かります。

「結局、うまいことを言って、お金だけとってあとは知らんぷりするんじゃないか?」と思われていることでしょう。

私は、クライアントの全てを、最後まで決して見捨てたりしません。

その証拠に、Facebookで「心理療法でフォーカル・ジストニア完治を目指す会」を主宰しています。

関連記事:「心理療法でフォーカル・ジストニア完治を目指す会」

初回のカウンセリング以降、こちらにご入会いただければ、いつでも何度でも私が無料でご質問やご疑問にお答えします。

「どうして、ここまで親切にしてくれるんですか?」と、クライアントからときどき不思議がられます。

その理由は、あがり症もフォーカル・ジストニアも不治の病ではないし、正しい治療法を用いれば、誰でも必ず完治へ導けることを確信しているからです。

あなたも、「フォーカル・ジストニアは不治の病だ」と思わず、「絶対に完治してやるぞ!」と、決意してください。

その決意を持てた人だけに、「完治への扉」は開かれます。

「フォーカル・ジストニアは不治の病だから、絶望しています」

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