フォーカル・ジストニアの原因ー「椅子がこわい」

2019年8月18日

フォーカル・ジストニアの原因ー「椅子がこわい」

皆さんは、昭和の偉大なる作家、夏樹静子さんがご自分の実体験を基にして執筆された「椅子がこわい」をご存知ですか?

私はカウンセラーになるずっと前にこの本を読んでいたので、「フォーカル・ジストニアは心因性の病気では?」とピン!ときました。

なかなか迫力のある読み応えで、「心と身体の相関関係」について、深く学べると思います。

夏樹静子さんは、ある日ひどい腰痛に悩まされるようになりました。

あちこちの整形外科を受診しましたが、原因は分かりません。

やがて、腰痛はどんどんひどくなり、椅子に座って原稿を執筆することもできなくなりました。

いろんな民間療法を試すものの、やはり腰痛は一向に良くなりません。

やがて、夏樹さんは立ちながら原稿を執筆するようになりました。

追い詰められた夏樹さんは、最後に心療内科を受診します。

そこで診察を受けた結果、夏樹さんのひどい腰痛は「心因性」だと分かったのです。

その後、入院し絶食療法を受け、休筆の後、夏樹さんはついに腰痛から解放されました。

夏樹さんは、「大作家」ゆえのプレッシャーを無意識に感じていたのだろうと思います。

しかし、プレッシャーを感じてはいても、立場上はそれを表面に出すことは許されません。

ところが、プレッシャーというものは、否定すればするほど、かえってプレッシャーが溜まります。

溜まり続けたプレッシャーを否定し続けたストレスが高じて、「心因性疼痛」が起きたのだろうと思います。

「フォーカル・ジストニアと心因性疼痛は関係無い」と思いますか?

潜在意識に抑圧されたプレッシャーが、腰痛に出るか、フォーカル・ジストニアになるか、の違いだけだと私は思います。

それに、ストレス性の病気は心因性疼痛だけではありません。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍、円形脱毛症などもストレス性の病気であることは一般常識です。

あとは、あなたが「フォーカル・ジストニアの原因は心因性である」と認められるか、否かの問題です。

私がこれまでカウンセリングしてきたフォーカル・ジストニアに悩む音楽家の方は、皆「強いストレスやプレッシャー」を感じていました。

そして、その「強いストレスやプレッシャー」の原因は、子供の頃の親との関係にありました。

クライアントは、しつけや教育が厳しすぎる親や、子供の存在を蔑ろにする冷たい母親との関係に苦しんでいたのです。

親からありのままの自分を愛してもらえなかった子供は、成長すると劣等感や自己否定感に苦しむようになります。

根っこのところで自分を肯定できていない人は、ストレスやプレッシャーに弱い傾向があります。

ところが、大人になると、責任や立場が重くなります。

根っこのところで自分を肯定できている人は、責任の重圧に耐えることができます。

しかし、自分を肯定できていない人は、責任の重圧に耐えきれなくなってしまいます。

フォーカル・ジストニアを発症してしまう人は、責任の重圧に耐えきれなかったのです。

フォーカル・ジストニアを治療するためには、私のように「機能不全家族」の問題を取り扱うことができるカウンセラーでなくてはいけません。

機能不全家族の問題を扱うカウンセラーさんは私の他にも大勢います。

しかし、「自力で開発した心理療法であがり症、書痙、発声時頸部ジストニアを完治した」経験を持つカウンセラーは、世界でも私1人だろうと思います。

夏樹さんは、「ひどい腰痛の原因は自分の心の中にある」ということを認めることで、どの整形外科医でも治せなかった腰痛から解放されました。

フォーカル・ジストニアに悩む音楽家のあなたも、「フォーカル・ジストニアの原因は自分の心の中にある」ことを認めることで、どの脳神経内科医でも治せなかったフォーカル・ジストニアが治ることでしょう。

「フォーカル・ジストニアの原因が何だか分かりません・・・」

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