あがり症を発症させる「呪いの言葉」

2019年9月7日

皆さんは、「あがり症、フォーカル・ジストニアを発症させる呪いの言葉」があるのをご存知ですか?

1度、この「呪いの言葉」が脳内でつぶやかれると、途端に「あがり症、フォーカル・ジストニアを発症させるスイッチ」が脳内でパチン!と入ります。

そして、その瞬間から指は動かなくなり、声は出なくなり、手足が震え、声は上ずり、大量の発汗、強い不安感に襲われます。

 

この恐ろしい「呪いの言葉」の正体は、いったい何なのでしょうか?

それは、「上手く弾けなかったら、どうしよう?」という恐れです。

 

実は、私もクラシック・ギターの発表会で、ギターを構えた瞬間に「上手く弾けなかったら、どうしよう?」と思いました。

そして、次の瞬間には、指がブルブル震えだしたのです。

 

その当時の私は、この「上手く弾けなかったら、どうしよう?」という恐れがあがり症を発症させた呪いの言葉だとは、思いもよりませんでした。

そのため、あがり症を治すべく「場数を踏めばあがり症が治るだろう」と考えて、7年もトンチンカンな努力を続けてきました。

しかし、その結果は、良くなるどころか年々悪化の一途をたどったのです。

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また、TV番組の「News Zero」で放映されていたジストニアのピアニストさんも、「上手く弾けなかったら、どうしよう?と思ってから、右手が動かなくなった」と告白されています。

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もちろん、あがり症やフォーカル・ジストニアを発症させる原因は、この「呪いの言葉」だけではありません。

全ての原因を解明するには、一人一人のきめ細かいカウンセリングが必要です。

 

現在、あがり症やフォーカル・ジストニアで悩まれている方は、発症時にこの「上手く演奏できなかったら、どうしよう?」という呪いの言葉を脳内でつぶやかなかったかどうか、振り返ってみてください。

もし、「そういえば、あの時そんなことをフッと考えていたかも」と思い当たることがあれば、それはあなたが「失敗恐怖症」になっているということを意味しています。

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音大の卒業試験やコンクール、オーディションならともかく、一般人が趣味で音楽をやっている程度なら、上手く弾けても弾けなくても、どうということはないですよね。

でも、「呪いの言葉」をつぶやいたあの時の私は自己肯定感が低く、ちょっとのミスでも自分を許せなかったのです。

 

そして、あがり症を治そうと四苦八苦すればするほど、あがり症の底なし沼にどっぷりとハマってしまいました。

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もし、「呪いの言葉」をつぶやいたせいであがり症やフォーカル・ジストニアになってしまったら、「上手く演奏できなくても、ダメダメな自分でもいいんだ」と、「自分OK!」の言葉に変えてみてくださいね(^^♪。

 

「『呪いの言葉』のせいで、あがり症やフォーカル・ジストニアの底なし沼にどっぷりとハマってしまいました」

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