あがり症の4つの原因ー③失敗恐怖症
あがり症の4つの原因ー③失敗恐怖症

失敗恐怖症
あがり症の原因の一つに「失敗恐怖症」があります。失敗することは誰でもイヤなものですよね。しかし、「人間のすること」なので、失敗することは当たり前で避けようがないことだと、ほとんどの人が認めています。
ところが、あがり症になる人は失敗することを誰よりも恐れています。彼らは発表会やプレゼン、披露宴のスピーチなどの「一身に一挙手一投足を注目される場」に立つと、とてつもない恐怖に襲われます。
誰も見ていないところでコケたら気恥ずかしい程度ですが、たくさんの知らない観客たちから一斉に見つめられる場でコケたら、恥ずかしいどころの話ではありません。そのことを想像すると、自我が崩壊しそうな恐怖を覚えます。
その恐怖がストレスホルモンを分泌させ、交感神経を優位にさせてあがり症を発症します。
失敗恐怖症の原因
失敗恐怖症の原因は、学校行事における失敗や厳しすぎる親の教育の場合もあります。
学校行事における失敗
集団行動が基本の学校生活は、何か失敗すると一斉にクラスメイトから嘲笑・非難の的にされる場になります。子どもは遠慮がないので、他人の失敗に容赦しません。
笑ったり、からかったり、非難したり、冷たい目で見たりと、子どもは他人の失敗に「見て見ぬふり」など絶対にしません。非難された子どもが、自分で自分のミスを笑い飛ばせる強心臓の持ち主ならいいのですが、そのことでショックを受けるタイプだと、トラウマになってしまいます。
厳しすぎる親の教育
近頃では、「教育虐待」という言葉も一般的になりました。教育虐待とは、親が子どもに過大な期待をかけて、塾や習い事を強制させ、できないと暴言や暴力を振るうことです。
元々勉強好きで優秀な子どもならいいのですが、そうでもない場合は、親の期待に応えられないことが強いストレスになります。テストで100点を取ったら褒めてくれるけれど、90点以下なら渋い顔をします。そうやって育てられた子どもは親の顔色を伺うになり、失敗することをひどく恐れるようになります。
失敗恐怖症の克服
失敗恐怖症を克服するためには、「完璧じゃない自分であっても、愛される価値はある」という考えを身に付けることです。あがり症じゃない人はこのことを当たり前のことだと思っていますが、失敗恐怖症の人はこのことをなかなか受け入れることができません。
ずっと「いつも頑張らなきゃいけない」と思って生きてきたのに、「頑張らなくてもいい」という考えにいきなりシフトチェンジできないのです。考え方を変えるには、子どもの頃から抱えてきたトラウマを一つずつ癒すことです。
十分に癒されると、「いつも頑張らなくてもいい」という考えをすんなりと受け入れることができるようになります。
そうすれば、「たくさんの知らない観客達から一斉に見つめられる場」に立っても、失敗することを恐れなくなります。ストレスホルモンも分泌されなくなり、あがり症を克服することができるようになります。
「もう、頑張り続けることに疲れた・・・」そんな悩みをお持ちの方は、無料相談も行っていますのでお気軽にどうぞ。