あがり症の薬ーSSRI

あがり症の薬ーSSRI系の薬

あがり症の薬ーSSRI
Photo by Pixabay on Pexels.com

SSRIとは、「選択的セロトニン再取り込み阻害剤」のことを言います。

セロトニンの減少を押さえることで、感情の安定をはかる薬です。

セロトニンとは、「抗不安作用、気分安定作用、睡眠・食欲安定作用」のある神経伝達物質のことを言います。

セロトニンが少ないと、不安などの症状が出やすくなります。

セロトニンが放出されると、もとの神経細胞に再び取り込まれてしまうので、SSRIを服用することで、再取り込みの入り口を塞ぎます。

すると、セロトニンが増えるので、不安などの症状が出にくくなるそうです。

SSRI系の薬の副作用

あがり症の薬ーSSRI
Photo by Alex Green on Pexels.com

SSRIの副作用は以下の症状が報告されています。

  1. 吐き気
  2. 頭痛
  3. 眠気、(ときに不眠)

ベンゾジアゼピン系抗不安薬と比較すると、副作用も少ないようです。

しかし、急に服用を止めると、

  • 吐き気、頭痛、めまい、熱感、しびれ感

が起こります。

不安になる理由

あがり症の薬ーSSRI
Photo by MART PRODUCTION on Pexels.com

そもそも、人はなぜ不安になるのでしょう?

人が不安になる理由はたった一つ、

「自分の存在が脅かされるとき」

です。

人間でも動物でも、生きものにとって最大の恐怖が「死への恐怖」であることに異論を唱える人はいないでしょう。

しかし、霊長類の長である私たち人間にとって最大の恐怖は、単純に死への恐怖だけではありません。

死への恐怖と対等な恐怖が、「愛される価値が失われる恐れ」です。

ほとんどの動物は、生まれてすぐにさっさと親離れして自立し、自活します。

しかし、私たち人間は、最低でも小学校高学年くらいにならないと、自分で自分の面倒をみることはできません。

お父さんやお母さんが生活費を稼いでくれたり、ご飯を作ってくれたり、お風呂に入れてくれたり、清潔な洋服を着せてくれたりしないと、幼い子供は生きていけません。

完全な大人になるまで、親から面倒をみてもらうことは子どもにとって死活問題です。

親から面倒をみてもらうためには、親から愛されないといけません。

親から愛されるために、ある種の人たちは「生き残るための知恵」を生み出します。

その中の1つが、「いつも完璧でなければならない」というものです。

発表会やプレゼン、スピーチなどの「たくさんの知らない人から見つめられる場」に立つことは、「自分の能力をジャッジされる場」に立つことでもあります。

そのようなとき、「無条件に親から愛してもらえる」自信がない人は、死に匹敵するほどの恐怖を味わいます。

人間の脳は、その恐怖を感じて自律神経が乱れて交感神経が活発になり、あがり症を発症してしまいます。

したがって、あがり症を治すためには、

「私は、無条件で愛される存在だ」

という自信を持たなくてはいけません。

そのために必要なことは、SSRIなどの抗不安薬ではない、ということはお分かりになると思います。

あなたに必要なことは、「私は、無条件で愛される存在だ」という絶対的な自信を持つこと、これのみなのです。

>>>「あがり症克服セミナー」詳しくはコチラから

<<<無料相談のお申し込みはコチラから