あがり症のレベル
あがり症のレベル
あがり症と言っても、その症状のレベルは軽症~重症と別れると思います。
皆さんのあがり症のレベルはどのくらいか、
チェックしてみて下さい。
レベル1――― 軽症
声が上ずったり、心臓もバクバクしたりするが、演奏やプレゼンは最後までこなせる。
レベル2――― 中程度
ところどころ声がひっくり返ったり、歌詞をど忘れする。
演奏やプレゼンも「こなせる」というより、「やっとの思い」で終わらせる。
観客の目にも「この人、あがり症なんだな」と映り、同情される。
レベル3――― MAXレベル
発表会やプレゼンの1週間くらい前から、不安で仕方なくなる。
当日は心臓がバクバクし、全身から大量の発汗、手足がガクガクブルブル震え、声は上ずり、頭が真っ白になって何を話せばいいか分からなくなる。
観客の視線が怖くてたまらなくなり、理由のわからない恐怖で逃げ出したくなる。
演奏やプレゼンも、ボロボロで終わる。
終わった後は、軽く1週間ほどは激しい絶望感、虚無感、自己嫌悪に襲われる。
酷いあがり症に苦しんでいた私は、もちろんMAXレベルでした(泣)
あがり症のレベルが分かれる理由
なぜ、人によってあがり症のレベルが違うのでしょう?
その理由は、「あがり症の原因が多いか、少ないかで決まるから」です。
つまり、単純に「あがり症の原因が滅茶苦茶多い」人は重症化し、「あがり症の原因は少ない」人は軽症になります。
なぜ、そう言えるか?というと、私自身があがり症を治していく過程でそのことを実感したからです。
自力で「何が何でも、あがり症を治してやるぞ!」と固く決意した頃の私は、あがり症のレベルはMAXレベルでした。
しかし、自力で開発した心理療法であがり症の原因を癒していく内に、徐々にMAX→中程度→軽症と、軽症化していきました。
あがり症の治療を開始してから2年後には、私を散々悩ませた数々の身体症状は消え、見かけ上は「ほとんど治った」と言えるようになりました。
この時の経験を基に、「あがり症の症状がどの程度重症化するかは、その人の心の傷の多さに拠るんだな」ということが分かりました。
今のあなたがたとえMAXレベルであるとしても、治療を開始すれば段々軽症化し、最後には完治できるようになります。
レベルが違えば、完治に至る期間も違うし、治療法も違います。
でも、レベル3のMAX状態であっても、根気よく治療を続けていけば必ず完治できるので、あきらめずに治療を頑張りましょう。
軽症レベルまで回復できたら、あとは「回復の魔法」-「私はあがり症を卒業しました!」「私はあがり症とは無縁です!」を唱えるのがおススメです。
脳は疑り深いのと同時に騙されやすいので、あっさりと騙されます(笑)
いつの間にか「私って、あがり症だったけ?」と思えるようになりますよ。
「私のあがり症って、何レベル?」
そう疑問に思ったら、お気軽にお問合せください。
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