あがり症とは?
あがり症とは?

あがり症とは、発表会、披露宴会場、プレゼンなど、「たくさんの人たち」を前にして何かのパフォーマンスをするとき、
- 手足がガクガクブルブル震える
- 声が上ずってひっくり返る
- 全身から大量の発汗
- 心臓が口から飛び出しそうなほど激しくバクバクする
- せっかく覚えたはずの楽譜・歌詞・スピーチ原稿などをキレイにど忘れ
- 強い不安感や恐怖感
等の症状のことを言います。
普段の日常生活ではこのような症状が現れることはありません。
このような症状に見舞われるのは、せいぜい年に1回の発表会、人生に1度あるかないかの披露宴でのスピーチなどの場です。
そのため、突然見舞われたあがり症の諸症状にショックを受けても、日常生活にはそれほどダメージを受けないことと思います。
しかし、会社の朝礼やプレゼンなど、定期的・かつ「逃げたくても逃げられない」状況にある人にとっては、あがり症は死活問題です。
あがり症と社会不安障害
最近では、あがり症は社会(社交)不安障害の一種であるとみなされるようになりました。
社会(社交)不安障害は、対人恐怖症の一種です。
そのため、あがり症は心療内科を受診して抗不安薬やβ遮断薬を処方されるのが一般的な治療法になってきました。
しかし、お薬ですから当然副作用もあります。
私自身は心療内科を受診してお薬を処方してもらったことはありませんが、クライエントによると、
- 猛烈な眠気に襲われる
- 全ての感情が消えてしまう
などの副作用があるそうです。
あるクライエントは、「毎週月曜日の朝礼のためにお薬を服用するのはいいが、その日は1日中眠くて仕方なくなり、仕事ができなくなる」という悩みを訴えました。
また、音楽家であるクライエントは、「コンサートのためにお薬を服用するのはいいが、感情が全て消えてしまい、思うような演奏ができなくなる」という悩みを訴えました。
これでは、何のためにお薬を服用するのか、分からなくなってしまいますよね。
抗不安薬やβ遮断薬
抗不安薬やβ遮断薬を処方されても、根本的に治る訳ではありません。
毎週の朝礼や定期的なコンサートがある度にお薬を服用し、その副作用に1日中悩まされる・・・という生活を強いられることを考えると、それだけでもストレスになります。
それに、あがり症で悩んでいる人はその他にも対人関係や仕事などで問題を抱えていることが多いものです。
当然のことながら、お薬を服用しても問題は解決しません。
あがり症と対人関係や仕事など、表面的にはそれぞれ別の問題に思えても、実は根っこは同じところにあります。
なので、その「根っこ」を解消することで、あがり症も対人関係や仕事の悩みも解決することも珍しくはありません。
その場限りのお薬にするか、それとも「根っこ」を解決することでまるっと全ての問題を解決するか・・・答えは明らかだと思います。