あがり症の身体症状

2019年8月18日

あがり症の身体症状

従来の本では、
「あがり症で体がガクガクブルブル震えるのは、人間のストレス反応によるものである」
とされています。

それはそうかもしれませんが、
「でも、何で、頼みもしないのに、勝手に全身がガクガクブルブルしたり、心臓が割れそうなほどにバクバクするの?」
とあがり症に悩まれている人は疑問に思うことでしょう。

このような身体症状は、あがり症に悩まれている人にとって、もっとも頭が痛い症状ですよね。

そして、どうしたらこの不快な身体症状を止めることができるのか、ということについて知りたいはずです。

人間のストレス反応

野良猫同士のケンカでは、敵を威嚇させるために全身の毛を逆立てて、自分を大きく見せます。

このように動物が体を変化させるのは、攻撃の一種として行われているものです。

これに対し、人間が全身がガクガクブルブル震えたり、
大量の発汗をしたり、顔が赤くなったり、
心臓が割れんばかりにバクバクするのは、
攻撃の一種というよりは、
人間にとって不利な反応のように思われます。

もし、動物が敵に襲われたときにこのような身体反応を示したら、その場で敵に捕食されてしまうことでしょう。

私は、あがり症の人の身体反応は、防衛反応の一種だと思います。

「見えない敵」に対する恐怖

あがり症の人は、ステージに立ってたくさんの人に注目されるとき、視線恐怖、対人恐怖、失敗恐怖、あがり恐怖症という、
目には見えない敵の姿に怯えています。

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脳がその恐怖を察知すると、その目には見えない敵から自分の身を守るために様々な身体反応を起こさせるのです。

つまり、あがり症の様々な身体症状は、「自分に攻撃を加えるかもしれない、目には見えない恐ろしい敵」を前にした時の、防衛反応なのです。

カウンセリングで視線恐怖と対人恐怖、失敗恐怖を癒せば、見えない敵に脳が怯える必要もなく、あがり症の様々な身体反応もやがて治まります。

「もう、こんなに手足がガクガクブルブル震えたり、
心臓がバクバクしたり、全身から大量の汗が出るのはイヤ!」
そう思ったら、お気軽にお問合せください。

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