定位脳手術ではフォーカル・ジストニアが完治しない!?
定位脳手術では、フォーカルジストニアは完治しない?
「定位脳手術では、フォーカルジストニアは完治しません」
…と、私が言ったら、皆さんは、
「どうせ、負け惜しみでしょ?」
と、疑うでしょう。
しかし、
「定位脳手術では、フォーカルジストニアは完治しない」
は、100%真実です。
なぜなら、肝心の執刀医が
「定位脳手術で、全ての患者が完治する訳ではない」
「定位脳手術は、ジストニアを完治するものではなく、筋肉の緊張を無意識に落とすもの」
…と言っているからです。
このことを聞いたら、皆さんは腰を抜かすほど?驚く事でしょう。
定位脳手術ではフォーカルジストニアが治らない理由
私が見たTVでは、その執刀医は、
「定位脳手術は筋肉の緊張をとるだけで、フォーカルジストニアを完治させる訳ではない」
と、言い訳していました。
私はその場面を見て、
「語るに落ちるとはこのことか」
と、思いました。
筋肉の緊張は取るけれど、フォーカルジストニアが完治する訳ではない…
つまり、指の緊張は取れるけれど、手術を受けた患者さんの全員が発症前のような、「完全な演奏」を取り戻せる訳ではない、ということです。
定位脳手術の後遺症
私が1番ビックリした定位脳手術の後遺症は、なんと
「指は動くようになったが、演奏法を忘れた」
というものです。
半年後には弾けるようになったというものの…
音楽に関してはど素人の私でも、演奏時の微妙な力の入れ加減や抜き加減が、長い練習を経て身に付いた、演奏家各人の貴重な財産だという事は分かります。
そういう、貴重な財産を定位脳手術のせいでまるっと忘れてしまったら、大変なことになるのではないでしょうか?
また、演奏法を忘れなくても、感情を失ってしまったら、それも芸術家として致命的なことになるのではないのでしょうか?
フォーカルジストニアは心因性ではなく、脳の病気…
というと、医学の知識を持たない人たちは、素直にその意見を信じてしまうでしょう。
しかし、ここに重大な落とし穴があります。
「心因性ではない」とされた理由は、
「不完全な治療法である認知行動療法では治らなかったから」
という、何ともおマヌケな理由からです。
私はその話を聞いた時、
「たったそれだけの理由で決めつけられたの?」
と、驚きました。
しかも、脳の病気…というと、何やら専門的な響きがしますよね。
これも、実は
「日常生活では普通に指が動く。
したがって、筋肉や神経に異常がある訳では無い。
残された選択肢として、『脳の病気である』と、言わざるを得なかっただけ」
という、これまた腰砕けな理由からなのです。
原因が脳の病気なら、具体的にどの部位がどういう原因から、「演奏時のみ指が曲がる」という現象が起きるのかを説明しなければいけません。
事実、「フォーカルジストニアの原因は、大脳基底核の調節異常」という、分かったような分からないような?説明がなされています。
これまた、何となく専門的な響きがしますよね。
大脳基底核の働きは、
哺乳類の大脳基底核は運動調節、認知機能、感情、動機づけや学習など様々な機能を担っている。大脳基底核 – Wikipediaja.m.wikipedia.org
つまり、運動調節の働きをする大脳基底核が、
「特定の音楽家だけ、日常生活では普通に指が動くのに、演奏時だけ調節異常になる」
と、言っているだけなのです。
運動調節の働きをする大脳基底核の運動調節異常…
思わず、
「あ〜、頭痛が痛い!」
と、言いたくなりました笑
しかし、賢明にして聡明な私のブログの読者さまなら、この手の「言葉遊び」には決してダマされないことを信じています。
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