フォーカル・ジストニアの原因ー「自分を追い込み過ぎてしまう」

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2019年2月に行われた「東京マラソン」で、優勝が期待された大迫傑選手が、寒さの為、まさかの途中棄権されました。

大迫選手は、2018年のシカゴマラソンで3位を獲得し、来年の「東京オリンピック」でもメダルが期待されている、超一流ランナーです。

さぞかし、大迫選手は今回の途中棄権にガッカリしているんだろうな、と思っていました。

ところが、今朝TVで見た大迫選手のインタビューで、意外なことを口にしていました。

「しっかり休むのも仕事の内なので、今はしっかり休みます」

私は、この言葉に感心すると同時に、ショックを受けました。

マラソンは過酷な競技なので、大会の後はしっかり休むのは、マラソン選手にとって常識なのでしょう。

しかし、大迫選手の言葉からは「落ち込み」は微塵も感じられませんでした。

気持ちの切り替えが早いこともまた、超一流アスリートには当然のことなのかもしれません。

フォーカル・ジストニアの原因ー「自分を追い込みすぎてしまう」

フォーカル・ジストニアのクライアントは、皆さん「コンサートに向けて、自分を追い込み過ぎていた」「卒業試験に向けて、自分を追い込み過ぎていた」など、「自分にプレッシャーをかけ過ぎていた」ことが原因でフォーカル・ジストニアを発症しています。

自分を追い込み過ぎてしまう理由は、「自分に自信がない、自分に余裕がない」ことです。

自分に自信が無いと、「もっと、もっと努力しなければいけない」と思いこんでしまいます。

努力の結果がすぐに成果に結びつくのであれば、努力のしがいもあります。

しかし、どんなに努力しても「勝負は時の運」ですから、大迫選手のように思わぬ結果に終わることもあります。

そういうとき、自分に自信が無いと、ひどく落ち込んでしまいます。

自分に自信が無いと、最悪の結果を想定すると、気が狂いそうになります。

そして、自分で自分にプレッシャーをかけ過ぎてしまいます。

しかし、自分に自信が無い人の脳は、元々プレッシャーに弱いものです。

ただでさえプレッシャーに弱い脳なのに、そこへさらに自分で追い打ちをかけてしまいます。

その結果が、フォーカル・ジストニアなのです。

そういう私も、ひどいあがり症で苦しんでいた頃は、自分に自信が無くて、いつも1人で焦って、プレッシャーに負けていました。

発表会の前日は、練習し過ぎて、よく喉を枯らしていました(泣)。

もし、私が大迫選手だったら、1週間はウダウダと落ち込んでいたことは確実です(笑)。

大迫選手の「しっかり休むのも仕事のうち」という言葉には、「やっぱり、超一流ランナーは言うことが違う」と、感心せざるを得ません。

フォーカル・ジストニアの治療ー自尊心の再生

フォーカル・ジストニアに悩むクライアントは、毒親によって自尊心を滅茶苦茶に破壊されてしまった人が多いです。

私が行うあがり症やフォーカル・ジストニアの治療は、「滅茶苦茶に破壊された自尊心」を、「ありのままの自分を愛せるようになる、本物の自尊心」に修正することです。

破壊された自尊心を、本物の自尊心に修正する過程は、簡単にはいきません。

*もし、簡単なものなら、自己啓発本や新興宗教の類は一切必要ありません(^^;。

その完治に至る長い過程を

「自分のこれまでの音楽に対する向き合い方が間違っていたから、フォーカル・ジストニアになったんだ。
演奏出来ないこの期間は、向き合い方を再考する為に与えられた、必要な期間なんだ」

と思えるようになった人は、フォーカル・ジストニアを治した後、音楽家として、また人としても格段に成長されていることでしょう。

そして、またプレッシャーがかかるような大事な場面に遭遇することになったとしても、自分を追い込み過ぎることなく、プレッシャーをさらりと受け流せるようになります。

そのとき、あなたは名実ともに「一流の音楽家」として成長されているはずです。

「すぐにプレッシャーでいっぱいいっぱいになってしまいます・・・」

そんな悩みをお持ちの方は、無料相談からどうぞ。

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