あがり症の不安を無くす方法

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あがり症の不安を無くす方法

あがり症には様々な不快な症状があります。

大量の発汗、手足の震え、ど忘れ、声が上ずってひっくり返る・・・

そして、強い不安感があります。

私は、ひどいあがり症に7年間も苦しんでいました。

趣味でクラシックギターと声楽を習っていたのですが、年1回の発表会では、毎回ステージ上で大爆死していました(泣)。

あがり症の不安症状

発表会が始まる1週間前から、何となく落ち着かなく、ソワソワしだします。

そして、発表会当日の朝は、異常に早く目が覚めます。

発表会の会場へ向かう電車の中では、「どうせ、またあがって失敗するんだから」と、半分諦めがついたような、冷めた気持ちでいっぱいになります。

ステージ衣装に着替え、舞台袖で出番を待つ間、不安はクライマックスになります。

心臓は口から飛び出しそうなほどドキドキします。

しっかり暗譜したはずの楽譜を、「忘れたら、どうしよう?」と、何度も何度も読み返します。

ステージ中央に歩み出て、いざ歌おうとすると、声が震え、手足はガクガクブルブル震え、大量の発汗、強い不安感、声が裏返って、上ずってひっくり返り、歌詞をど忘れして、伴奏者を慌てさせます。

・・・と、ここまでの一連の流れを何と7年間も繰り返していました(^^;。

あがり症の上記の症状は、どれも不快なものです。

その中でも「発表会1週間前から始まる強い不安」には、手こずらされました。

私は「絶対に、抗不安薬は飲みたくない!」という強い意志がありました。

そのため、ひどいあがり症に苦しみ続けた7年間は、一切抗不安薬を飲みませんでした。

ある日、「こうなったら、自力であがり症を克服してやる!」と固く決意しました。

そして、治療を開始してから2年目で、ほとんどのあがり症の症状を消すことができました。

まず初めに、手足の震えが止まりました。

それから、激しい動悸や大量の発汗が治りました。

そして、治療の1番最後に「強い不安感」が治りました。

あがり症で不安になる理由

そもそも、なぜ人はあがり症で不安になるのでしょうか?

人が不安になる理由は「未来を正確に予測できないから」です。

神ならぬ身でありますから、誰しも未来を正確に予測することはできません。

たとえば、大学入試の合格発表の日の朝に、ドキドキ、ソワソワと落ち着かなくなる気持ちは理解できますよね。

それでも、楽観的な人は「まぁ、何とかなるだろう」と、大らかに構えることができます。

ところが、悲観的な人は「不合格だったら、どうしよう?」と、オロオロしてしまいます。

合格か不合格になるか、結果はフィフティ・フィフティですよね。

ですから、「もしかしたら、合格かも?」という楽観的な予測をすることも可能です。

ところが、悲観的な人は「不合格に決まっている」と、選択肢はたった1つに絞られてしまいます。

このように悲観的な考えしかできない人は、基本的に自分のことを好きではありません。

そのため、「自分には不幸が似合う」「どうせ、自分は不幸になるに決まっている」と無意識に考えているところがあります。

ポジティブ・シンキングをしようとしても、「自分に幸福な未来は似合わない」と、拒否反応を起こしてしまいます。

あがり症のせいで「また、あがったらどうしよう?」と不安に脅える人も、似たような精神構造をしています。

あがり症になる人は、基本的に自分を好きではない人が多いです。

そのため、「まぁ、何とかなるだろう」と、楽観的な考えをすることができません。

あがるかどうかは、実際にステージに出て歌わないと分かりませんよね。

もしかしたら、あがらずに上手に歌うことも可能かもしれません。

ところが、自分を否定しているために、そのような楽観的な考えを自分に許すことができないのです。

自分を好きになってあがり症の不安を無くす

歌う前から「あがって失敗するに決まっている」と思いこんでいる人に「明るい未来を想像してみて」とアドバイスしても、何の役にも立ちません。

せいぜい「他人事だと思って!」と、反発されるのが関の山です(^^;。

あがり症の不安を無くすためには、自分を好きになることです。

自分を好きになるためにはどうしたらいいのか、というと、自分の嫌いなところを受け入れることです。

この世に完全無欠な人は存在しません。

みんな、なにかしら欠点を抱えて生きているのが普通です。

その欠点に対して「こんな欠点があるから、自分はダメな人間だ」とクヨクヨ落ち込むこともできるし、「こんな欠点があっても、自分はダメな人間ではない」と開き直ることも可能です。

どちらがラクな生き方か、考えるまでもないですよね。

あがり症の不安を無くすためには、「自分にはこんな欠点があるけど、自分はダメな人間ではない」と、開き直ることです。

あなたの周囲にいる、あがり症ではない人を見てください。

きっと、あなたの目から見てもその人は欠点だらけだろうと思います。

しかし、その欠点に対して「自分はダメな人間だ」と、一々クヨクヨしているかというと、そんなことはないはずです。

むしろ、欠点を一切気にしていないことでしょう。

そのような人は、たとえ失敗しても、その失敗が自分の価値を下げるとは考えていません。

失敗を恐れることがないから、緊張することもありません。

緊張することがないので、あがることもありません。

私たちは、この世に生まれてから、失敗を繰り返して成長してきました。

それが、大人になると途端に「ミスは許されない」「いつも完璧でいなければいけない」と、思わされてしまいます。

あがり症になる人は、これら2つの思い込みによって、強力に自分を縛ってしまいます。

自分で自分の首を絞めていることにも気が付かず、あがり症で失敗する度に「またダメだった」と自分を責めてしまいます。

こうして、あがり症の人の不安感は、治まるどころかどんどん強くなってしまうのです。

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抗不安薬を飲むかどうか検討する前に、「自分にはこんな欠点があるけど、それでも自分はダメな人間ではない」と、自分に優しくなってください。

自分に優しくなればなるほど、あがり症の不安は消えていきます。

あなたが自分に対する優しさでいっぱいになった頃、あがり症の不安は跡形もなく消えていることでしょう。

まとめ

■ あがり症で不安になる人は、自分を好きではない。

■ あがり症の不安を無くすためには、自分を好きになること。

■ 自分を好きになるためには、自分の欠点に対して優しくなること。

■ 自分に対する優しさでいっぱいになったとき、あがり症の不安は治る。

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