認知行動療法があがり症に効果が無い理由

2019年9月7日

認知行動療法があがり症に効果が無い理由

 

最近、精神科医の間では
「認知行動療法」が治療に取り入れられて
いるようです。

認知行動療法があがり症や社会不安障害に
効果があるかどうか、ですが、
結論から言うと「絶対にムリ」です。

たとえば、あがり症の原因の1つに視線恐怖症があります。

私の場合は、小学1年生の頃に
「突然、見ず知らずの上級生女子2人組に絡まれた事件」
が、視線恐怖症の原因でした。

このとき感じた恐怖が脳に抑圧されました。

そして、発表会で「見知らぬたくさんの他人の視線」
にさらされると、抑圧された過去の恐怖が甦ります。

すると、脳が危険を察知して、パニック状態になります。

そして、あがり症の諸症状である、
「手足の震え、大量の発汗、激しい動悸、強い不安感、ど忘れ」
となって私を襲うのです。

私は視線恐怖症を、私が開発心理療法:マジック・セラピーで
「抑圧された恐怖」を癒すことで治しました。

このとき、私の視線恐怖症を治すためには、
さらに次の感情を1つずつ癒すことが必要でした。

「上級生女子2人組事件」
・恐怖、怒り、悲しみ

「小学4年生のときの担任教師暴力事件」
・怒り、恐怖、恥ずかしさ、悔しさ、みじめさ

これらの感情一つずつを全てマジック・セラピーで
癒すことで、ようやく私は視線恐怖症を治しました。

ついには、発表会で観客1人1人の顔を
直視できるようになったのです。

私の視線恐怖症を認知行動療法で治そうとすると、
どうなるでしょうか?

おそらく、治すどころか、視線恐怖症の
原因となった事件さえ突き止められないし、
事件の背後にどんな感情が隠れているか、
それさえも突き止められないと思います。

抑圧された不快な感情を全て癒さない限り、
あがり症も社会不安障害も治りません。

そもそも、視線恐怖症のもう1つの原因である、
「担任教師暴力事件」は、視線恐怖症の原因だと
気が付くまで、治療を開始してから1ヶ月かかりました。

なぜ、気が付くのに時間がかかったかと言うと、
「あまりにも辛すぎる体験」だったので、
私の脳が「思い出すことにブロック」を
かけてきたからです。

このように、自分の体験でありながら、
脳は「辛すぎる出来事だったから、
思い出させないようにブロックをかけよう」
と、過去の記憶を封印することがあります。

これでは、当然抑圧された感情を癒すことはできません。

認知行動療法は、私から言わせると、
「水深10cm」の浅いレベルの療法です。

あがり症や社会不安障害を治すためには、
「マリアナ海溝(水深10,911m)」
レベルの療法が必要になります。

ですから、認知行動療法では
あがり症や社会不安障害は絶対に治せません。

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