私のあがり症の原因

2020年5月5日

私のあがり症の原因

私のあがり症の原因

私が「あがり症は、地味にコツコツ治すしかないので、コツコツ頑張ってください」とクライアントに言うと、大抵不満そうな顔をされます(^^;。

そうは言っても、「あと、どれくらい頑張ればいいのか」と不安に思う方もいることでしょう。

そこで、ご参考までに私のあがり症の原因と、その原因によって潜在意識に抑圧した感情を紹介します。

その抑圧した感情をセラピーで癒すごとに、症状は治まりました。

  1.視線恐怖症

症状:観客の視線に殺されそうな恐怖を感じる。

原因1:「小学1年生の頃、下校途中に突然見ず知らずの上級生女子2人組から因縁をつけられた事件」

抑圧された感情:「恐怖」「上級生女子に対する怒り」

原因2:「小学4年生の頃に、担任教師から、クラスの皆が見ている前で暴力を振るわれた事件」

抑圧された感情:「恐怖」「恥ずかしさ」「みじめさ」「悔しさ」「怒り」

  2.対人恐怖症

症状:「知らない観客」に取り囲まれることに恐怖を感じ、手足がブルブル震え、全身から大量の発汗、激しい動悸、強い不安感。

原因1:「小学4年生の頃に、担任教師から、クラスの皆が見ている前で暴力を振るわれた事件」

抑圧された感情:「恐怖」「恥ずかしさ」「みじめさ」「悔しさ」「怒り」

原因2:「小学5年生の頃に、突然クラスの女子から呼び出されて因縁をつけられた事件」

抑圧された感情:「怒り」

原因3:「大学生の頃に、『友達』だと思っていた人が、私の悪口を陰で言っていたこと」

抑圧された感情:「悲しみ」

  3.失敗恐怖症

症状:頭が真っ白になって、しっかり暗譜したはずの楽譜をど忘れする。

原因1:「完璧主義」

抑圧された感情:「完璧でない自分に価値はない」という思い込み

原因2:「学校行事における過去の失敗」

・音楽の授業で、リコーダーを吹くときに緊張して失敗し、それをクラスみんなから笑われたこと

・運動会のリレー競技で、バトンを受けそこなって転んでしまい、後でクラスの皆から冷たい目で見られたこと

・学芸会の演劇で、セリフを忘れてしまい、観客から笑われて恥ずかしい思いをしたこと

抑圧された感情:「恥ずかしさ」

原因3:厳しすぎる母親の教育

抑圧された感情:「いつも完璧でないと、私には愛される価値はない」という思い込み

  4.あがり恐怖症

症状:「また、あがって失敗したらどうしよう?」と恐怖するあまりにあがる。

原因1:過去から現在に至るまで、発表会であがって失敗して恥ずかしい思いをしたこと

抑圧された感情:「また、あがったらどうしよう?」という恐怖

すべての抑圧された感情を一つずつ丁寧に癒したことで、これらの不愉快な出来事は、私にとってすっかり「過去のもの」となりました。

ですから、これらの出来事を眺めていても、私の感情が乱れるようなことはありません。

あがり症やフォーカル・ジストニアを治すということは、「すべての抑圧された感情を癒し、過去の不快な出来事によって、現在の自分に一切の影響を及ぼさないようにする」ということです。

これだけたくさん原因がありましたが、それでも治療を開始してから2年後には大体の症状は治まりました。

私ほどひどい症状、多すぎる原因がある人もそうはいないと思います。

「私は、ここまでひどくないな」と思われた方は、もう少し早く完治することでしょう。

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