ビジネスあがり症に気を付けて!

2019年9月22日

大変残念なことですが、自力であがり症を治して初めて、この世は「ビジネスあがり症」だらけだということが分かりました。

私自身、長年あがり症に苦しみ、手当たり次第にあがり症治療を試してきました。

*薬だけは飲みたくなかったので、精神科を受診したことはありませんが。

その結果、世間で言われている「あがり症にきく」は、全てデタラメだということが分かったのです。

挙げていくとキリがないのですが、「ビジネスあがり症」の人には、ある特徴があります。

・心理学を専門的に勉強した形跡がない。

・「こうすれば、あがり症が治る」は、饒舌だけど、「なぜ、あがり症になるのか?」という、原因についてはほとんど書いていない。

・その原因も、首をかしげるような内容ばかり。

・あがり症の原因や治療法について、サイトや本で書いてあることがコロコロ変わる(自力で治したなら、一貫しているはず)。

・「完治する」とは決して言わない(効果がなくても自分の責任ではない、と言い逃れをするため。自力で治したなら、「完治する」と言えるはず)。

私が1番ビックリしたビジネスあがり症の人は、「あがり症の原因も治し方も分からない」と言っていたのに、ある日を境に、急にあがり症の原因が分かり、しかもその内容が、まんま私のサイトに書いてあった通りだったことです。

あまりのことに、私は唖然、茫然、愕然・・・しました。

もしも、あなたがその人のセミナーを受けて、「アレ?この内容って・・・」と思ったら、その人がそうです(笑)。

それはさておき、このような特徴を持つビジネスあがり症の人が唱える「あがり症にきく」は、改善どころか、悪化の一途をたどるだけです。

「効果なんて、無いじゃない!」という悔しさだけならともかく、症状が悪化する恐ろしさ・・・。

たとえば、「場数を踏めばあがり症が治る」ですが、これはあがり症の原因である「視線恐怖症」「対人恐怖症」「失敗恐怖症」「あがり恐怖症」の4つを、ドンドン強化するだけなのです。

また、「要は気の持ちよう」「考え方次第」の認知行動療法ですが、これは人間の意識のごく表面でしかものを考えていません。

あがり症の原因は、人間の潜在意識の奥深いところ、マリアナ海溝レベルの深さに潜んでいます。

認知行動療法は、水深10cm、足首の深さを探るようなものです。

当然、効果はありません。

それどころか、ムリヤリ考え方を変えさせられようとすることで、あなたの脳は激しく抵抗するでしょう。

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結果的に、あがり症が余計に悪化してしまうこともあり得ます。

悪化するだけならまだしも、潜在意識に抑圧していた他の原因までもが、眠りから目を覚まし、あなたを混乱の渦に巻き込んでしまうかも知れないのです。

たとえば、私のクライアントに子どもの頃に教師から体罰を受けたことであがり症になった人がいました。

当然、この人のあがり症を治すには、体罰で受けた心の傷を癒さなければいけません。

この人に「場数を踏めば」「要は気の持ちよう」「考え方次第」を強要すれば、あがり症は悪化するだけでしょう。

それどころか、封印していた体罰の記憶が甦り、ひどいうつ状態になることだってあるのです。

「心の働き」について勉強したことが無いビジネスあがり症の人が安易に勧めるあがり症治療法は、毒にしかなりません。

もしも、あなたが封印していた過去の心の傷が甦り、そのことでひどいうつ状態になったとしても、彼らは責任はとりませんし、取り方も知りません。

「要は気の持ちよう」「考え方次第」「場数を踏めば」を唱えるビジネスあがり症の人には、絶対に気を付けてください!

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