本態性振戦ー書痙が1晩で治った理由

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本態性振戦ー書痙が一晩で治った理由

本態性振戦ー書痙が一晩で治った理由

本態性振戦とは、震えのみが起こる症状です。

「本態性」とは、「原因がよく分からないもの」という意味です。

代表的なものに、「書痙」があります。

「書痙」とは、人前で文字を書くときに、ペンを持つ手がブルブル震える症状のことです。

たとえば、結婚式の披露宴会場の受付で自分の氏名を書くとき、学校の授業で先生に指名されて黒板に文字を書くとき、プレゼンでホワイトボードに文字を書くときなどに、手がブルブル震えます。

書痙が発症するこれらの状況に「誰かから見られている状況」が共通しています。

「誰かから見られている状況」のときに書痙が発症するということは、書痙を発症する人は、他人の目を気にし過ぎる傾向があるということです。

書痙が一晩で治った!

実は、恥ずかしながらカウンセラーとしてスタートしたばかりの頃、私は書痙で悩んでいたことがありました。

私はカウンセリング時、自分の思考をまとめるためにクライアントが話したことを簡単にメモ書きするようにしています。

しかし、そのとき右手がブルブル震えてしまったのです。

自分の右手の異変に気が付き、そのときはクライアントに見られないよう、あわてて右手をテーブルの下に隠しました。

が、書痙の原因に気が付き、それをセラピーで治療したところ、なんと1晩で治りました。

その原因とは「カウンセラーとして、完璧に話さなければならない」でした。

書痙の原因ー私を追い詰めていたものとは?

カウンセラーとしてスタートしたばかりなのですから、初めから完璧にできる訳ありません。

人は誰でも、失敗と練習を繰り返しながら成長するものです。

しかし、私は「カウンセラーとして、完璧に話さなければいけない」という思い込みにとらわれていたのです。

あがり症の原因の1つに、失敗恐怖症があります。

失敗恐怖症とは、自己評価が低すぎるあまりに人前での失敗を極端に恐れることです。

ひどいあがり症だった私は、もちろん失敗恐怖症でした。

そのために、「誰かからのジャッジ」を人一倍恐れていました。

カウンセリングは、普通クライアントと一対一で行います。

私はカウンセリングしながら「クライアントからジャッジされてしまう。完璧に話さなければ」と脅えるあまりに書痙になってしまったのです。

この「完璧に話さなければジャッジされてしまう」という恐れをセラピーで治療したところ、書痙は1晩で治りました。

書痙がたったの一晩で治ったーと言ったら「本当?」「ウソつき!」と言われてしまうかもしれませんね(^^;。

書痙が一晩で治ったのには、もちろん理由があります。

書痙の原因ー対人恐怖症

私は書痙を治す前に、ひどいあがり症を自力で治していました。

あがり症の原因は、「視線恐怖症」「対人恐怖症」「失敗恐怖症」「あがり恐怖症」の4つの恐怖症です。

これら4つの恐怖症の中で1番重要なものは「対人恐怖症」です。

あがり症は、「たくさん知らない人」から見られている場面で発症します。

たとえば、発表会、プレゼン、スピーチ、会社の朝礼等です。

これらの状況で、あがり症の人はたくさんの知らない人から見られることに恐怖を感じてしまいます。

たくさんの知らない人から見られることに恐怖を感じるということは、あがり症の人は対人恐怖症だということです。

もし、他人を信用していたら、たくさんの知らない人から見られても緊張することはありません。

そして、「他人からジャッジされてしまう」と脅える必要もありません。

私はあがり症を治すために、すでに対人恐怖症は治していました。

書痙を治すためには、「カウンセラーとして完璧に話さなければいけない」という失敗恐怖症を治すだけで良かったのです。

したがって、あなたが書痙をイチから治すためには、まず対人恐怖症を治療し、その後失敗恐怖症を治療する必要があります。

書痙も、あがり症と同様に人から見られている場面で発症します。

もし、他人を信用していたら、人から見られながら文字を書いても、他人の評価を気にすることはありません。

つまり、書痙の原因もあがり症と同じ「対人恐怖症」です。

あなたが受付で自分の氏名を書くときや、ホワイトボードに文字を書くときに手がブルブル震えてしまう原因は、私と同様に「他人の目」を意識し過ぎてしまうことです。

「ちゃんと書かなければ、他人からジャッジされてしまう」「下手な字を書いたら、他人は私をバカにするだろう」そんな恐れが、あなたの手をブルブル震えさせているのです。

したがって、書痙を発症する人も、まず対人恐怖症を治す必要があります。

さすがに、この場合は「書痙が一晩で治った」という訳にはいきません。

しかし、対人恐怖症を治した後なら、後は「完璧に文字を書かなければいけない」という失敗恐怖症を治すだけで書痙は治ります。

この場合のみ、「書痙が一晩で治った!」と言えます(笑)。

トータルの期間で言うと、対人恐怖症の治療を開始してから、遅くとも3年以内に書痙は治ります。

もし、あなたが書痙で悩んでいるのなら、「いったい、私は何を怖がっているのか?」を自問自答してください。

答えが見つかったとき、あなたの書痙は1晩で治ることでしょう。

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