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初回のセッションでは、Nさんの「自分の才能に対する自信の無さ」をマジック・セラピーで癒しました。

ギタリストNさんのフォーカル・ジストニア治療記録・1

通常、セラピーの効果はセッションの翌日~2、3週間の内に必ず現れます。

前回のセッションから1ヶ月が経過したので、引き続き2回目のセッションを行うことにしました。

Nさんに、前回のセラピーの効果を尋ねました。

「以前は、指にムリに力を入れないと弦を弾くことができませんでした。そうしないと、『見えない力』で指が押し戻されるような感覚があったからです。でも、今はムリしなくても、自然な力で弦を弾くことができるようになりました。それと、自分の才能に対する自信の無さも、大分良くなりました」と仰いました。

Nさんのフォーカル・ジストニアの原因の1つは、「ギターの才能に対する自信の無さ」でした。

人間の脳は、「愛される価値がなくなること」を何よりも恐れています。

プロギタリストを目指しているNさんにとって、「自分には、ギターの才能なんて無いのでは?」という恐れに直面することは、耐え難いストレスだったのです。

Nさんの脳は、そのストレスから回避するために、Nさんの指に力が入らなくなるという、フォーカル・ジストニアの症状を起こさせていたのです。

Nさんに、「セッションを受ける前と今とを比較して、フォーカル・ジストニアの症状の程度はどれくらい改善されましたか?」と尋ねました。

すると、Nさんは「以前が10だとすると、今は8くらいです」と仰いました。

Nさんは、かれこれ10年以上もフォーカル・ジストニアに悩まされ続けてきたと仰っていましたから、たった1回のセッションでここまで改善できただけでも、格段の進歩です。

実際、Nさんも「今は、フォーカル・ジストニアの完治への自信が湧いてきました」と仰っていました。

そこで、今回は残りの原因を癒すことにしました。

Nさんは、大学進学時に進路のことでお母様と意見の衝突があったそうです。

結局のところ、Nさんはお母様の意見に従わざるを得ませんでした。

でも、Nさんはこのときのことがずっと心に引っかかっていました。

そのお話をNさんからうかがったとき、「Nさんのフォーカル・ジストニアの原因の『本丸』は、このときのことだな」と直感しました。

脳は、「過去に嫌な思いをしたときの状況と、現在の似ている状況」との区別がつきません。

プロギタリストを目指して努力している今の状況と、大学進学時の状況は、どちらも「人生の岐路」という点で共通しています。

Nさんの脳は、「やりたいことをやろうとすると、またあのときみたいにイヤな思いをするぞ」と、フォーカル・ジストニアという症状を起こすことでNさんに警告していたのです。

そこで、Nさんに「やりたいことをやる」自信をつけてもらうために、お母様と意見の衝突があったときのトラウマをマジック・セラピーで癒しました。

セッション終了後、Nさんは「自分では、あのときのできごとは過去のことだと思っていました。でも、こんな意外な形で、現在の自分に影響を与えることがあるんですね」という感想を述べられました。

この日に行ったセッションの効果は、また2、3週間後に現れてきます。

Nさんとは、そのときの改善状況を見て、次回のセッションのご予約をとることにしました。

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