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最近、「ジストニア繋がり」ということで、本態性ジストニアに悩む方からご相談を受けることが多くなりました。

 

私が運営している「あがり症完全克服サイト」は、元々、私自身がひどいあがり症に悩み、自力で心理療法を開発し、その心理療法を使うことであがり症を完治した経験をキッカケにして立ち上げました。

それから、あがり症と同じく音楽家を苦しめる「フォーカル・ジストニア」の存在を知り、フォーカル・ジストニアを研究し、フォーカル・ジストニアの発症メカニズムを見出し、治療メソッドを確立しました。

関連記事:フォーカル・ジストニアの発症メカニズム

 

したがって、本態性ジストニアに関しては今のところ専門外なので、正直なところ「よくわからない」のです。

しかし、せっかく私を頼ってくれた方に「よくわからないので、お答えできません」と無碍に断るのも、非情な気がしてきました(^^;。

そこで、本態性ジストニアについて、私なりの理解をまとめ、見解を紹介したいと思います。

 

「本態性」とは、「原因がよく分からないもの」という意味です。

本態性ジストニアの症状の一つに「痙性斜頸」があります。

関連記事:本態性ジストニアー眼瞼痙攣の原因と治療法

痙性斜頸とは、首が左右いずれかの方向に常時曲がったままになったり、あごが上を向いたままになったり、首が小刻みにブルブル震えたりする状態になってしまうことです。

 

痙性斜頸の治療法としては、現時点で
・ボトックス注射
・投薬治療(テルネリン、アーテン、デパス、セルシン、リボトリール)
・開頭手術
・鍼治療
などがあるようです。

 

ボトックス注射は、美容皮膚科でお馴染み、筋肉と神経の結合部に作用し、局所的に筋肉の動きを弱めることで、シワ伸ばしのためのプチ整形としても知られていますよね。

 

しかし、考えてみれば分かりますが、ボトックス注射は「一時しのぎ」的な効果しかありません。

そのために、痙性斜頸に悩む方は1回3万円(3割負担の金額)もお支払いして、3ヶ月ごとにボトックス注射を行っているようです。

痙性斜頸が完治すればそれでもいいですが、「良くなるどころか、余計に症状がひどくなった」「副作用で呼吸困難となり、救急車で病院に運ばれた」という声も見受けられます。

 

いよいよ追い詰められた方で外科手術に踏み切る方もいるようです。

 

外科手術には、脳深部刺激療法、定位的脳手術が用いられます。

 

脳深部刺激療法

脳深部の機能異常を生じている神経核や線維に対し、信号を送り込むことにより神経回路の働きを調節する。

定位的脳手術

頭蓋に小さな穿孔をつくり,この穿孔を通して,脳表面から深部の目標に向って細い穿刺針を正確に刺入し,限局的な破壊巣をつくる手術。

 

開頭手術で完治した人もいれば、重篤な後遺症に苦しむ方(声を失った方、車椅子生活を余儀なくされた方もいるようです)もいるし、気軽に受けられるような治療法でないことは確かです。

外科手術である以上、医療ミスも後遺症も全く無いとは言い切れないし、外科手術を受けるかどうかは、やはり担当医とよくご相談の上、検討される他ありません。

聞いた話によると、「15人に1人」が失敗し、「10人に1人」が再発するそうです。

 

さらに痙性斜頸に悩む方を調べると、こんな方を見付けました。

・痙性斜頸が次のような場面に遭うとさらに悪化する。

1.人に噂話をされていると思い込んだとき
2.人に笑われていると思ったとき
3.人や自分に対して怒ったとき

・緊張すると、首がブルブル震える。

・人に見られていると特に症状がひどくなり、人前で字を書くことなどができない。

 

この方たちの例を見て、私は「オヤ?」と思いました。

つまり、この方たちの痙性斜頸の症状の悪化は「対人ストレス」がキッカケで起こるのです。

特に、上記1と2の「人に噂話をされていると思い込んだとき」「人に笑われていると思ったとき」に痙性斜頸が悪化する、ということは、「他人の評価を異常に気にすることが原因で、症状が悪化する」ということを意味しています。

 

この原因は、あがり症の原因である「対人恐怖症」「視線恐怖症」と共通しているように思われます。

関連記事:あがり症の原因②-「対人恐怖症」

関連記事:あがり症の原因①-「視線恐怖症」

 

また、「緊張すると、首がブルブル震える」ということは、「緊張」が痙性斜頸の症状悪化の引き金になるということですよね。

したがって、「どういう状況のときに緊張するのか?」「なぜ、その状況で緊張するのか?」を明らかにすることで、痙性斜頸が悪化しなくなる可能性がある、ということです。

それに、「人に見られていると特に症状がひどくなり、人前で字を書くことなどができない」は、「書痙」と同じです。

関連記事:本態性振戦ー書痙が1晩で治った理由

 

ということは、いずれの場合においても「対人ストレス」が痙性斜頸の症状悪化の原因ということですから、痙性斜頸が発症した原因も対人ストレスが大きく関与している、ということに異論を唱える人はいないと思います。

 

また、痙性斜頸の投薬治療では、「デパス」を処方されるようです。

デパスは、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。

デパスが痙性斜頸の患者に処方されるということは、医学界でも不安感を抑えることが痙性斜頸の症状を改善させる効果があることを認めているということですね。

 

これらのことを考えると、私は痙性斜頸の原因は、あがり症の原因である「対人恐怖症」だと思います。

対人恐怖症の原因も様々ですが、おおもとの原因は「両親に対し精神的葛藤があるために、自分を好きになれない。自分を信用していないので、他人も信用できない。他人が怖い」ことです。

 

したがって、痙性斜頸の発症時に何らかの思い当たる精神的ストレスがあれば、それはあがり症やフォーカル・ジストニア同様、マジックセラピーで完治可能だということです。

もし、痙性斜頸の発症時に「そういえば、あのときのストレスが原因かも」と思い当たることがあれば、マジックセラピーで治療可能なので、ボトックス注射の代わりに心理療法を一考されることをお勧めします。

関連記事:マジックセラピーとは?

 

ボトックス注射やデパスと比べて何の副作用もありませんし、もちろん開頭手術のような人体への負担も危険性も一切ありません。

なにより嬉しいことは、自分を好きになることで対人恐怖症が治り、ちょっとしたことで一々精神的ダメージを受けなくなり、ストレスが溜まらなくなることです。

関連記事:心理療法で得られる8つの効果

 

ボトックス注射1回分に満たないご負担でこれらの嬉しいメリットが得られることは確実なので、よければご検討くださいね(^^)。

 

「痙性斜頸がどんどん悪化します・・・」

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