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子どもの頃は音楽の習い事は一切していませんでした。

 

大人になり、ひょんなことからクラシック・ギターを習うことになりました。

仕事と家事の合間を縫って、毎日真面目に練習し、習い始めてから1年後、ついに人生初の発表会に参加することになりました。

演奏曲目はあの名曲「禁じられた遊び」。

 

ギターを構え、いざ弾こうとしたら・・・

なんと、右手がブルブル震えだし、ついに最後まで1曲も弾けずに終わりました。

そのとき初めて、「私、あがり症だったんだ・・・」と気が付き、茫然自失状態になりました。

 

それから3年間、発表会は毎年散々な結果に終わりました。

ついに心が折れてしまい、ギターを習い始めてから4年後にギターを断念しました。

それから、またまたひょんなことがキッカケで、声楽に転向することになりました。

 

声楽に転向しても、あがり症が治った訳ではなく、むしろ症状はどんどん悪化していきました。

両腕も両脚もブルブル震えてしまい、まるで両腕と両脚がそれ自体「何かの意志を持った別の生き物」のように、私の意志を無視して暴れまくるのです。

 

そのために、歌っている間はガクガク震える脚を見られないように、足元までのロングドレスは必需品でしたし、両腕が暴れだすのを必死で抑えるために、お腹のところで両手をギュッと結んでいました。

 

この頃、私は「場数を踏めばあがり症が治るだろう」と考え、ありとあらゆる機会をとらえては「人前で歌を歌う」練習をしました。

ところが、頑張れば頑張るほど症状が悪化していくのです。

ついには、ステージ上で失神しかねないほどの緊張感と不安感に襲われるようになりました。

 

そして、努力すること6年目にして(!)、ようやく「場数を踏めば治ると思ったのに、これはおかしいぞ」と気が付きました。

それから、自力で心理学やカウンセリング、セラピーの勉強を始めました。

その勉強を通して、あがり症の発症メカニズムを証明し、完治に至る治療メソッドを確立することができました。

 

その治療メソッドを自分に応用することで、まるで暴れ馬のようにガクガクブルブル震えていた手足の震えが、ピタリと止まったのです。

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手足の震えが止まって何よりも嬉しかったこと、それはブルブル震える脚をごまかすために着ていたロングドレスが必要無くなり、ひざ丈のワンピースが着られるようになったことです!

さらにもう1つ、腕がブルブル震えなくなったので、両手をお腹のところでギュッと結んでごまかす必要が無くなり、まるでプロの声楽家のように、手をひらひらと動かして、手で歌の表現を出すことができるようになったことです。

 

音楽書痙とは無縁の人にとっては、私の嬉しい気持ちを理解することはできないことでしょう。

でも、音楽書痙で悩んでいるあなたには、ぜひ私と同じ喜びを味わってもらいたいと思います。

 

「演奏中に腕の震えが止まりません・・・」

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