楽器演奏がメキメキ上達するための「5つの秘訣」

2020年4月1日

楽器演奏がメキメキ上達するための「5つの秘訣」

「毎日真面目に楽器の演奏を練習しているのに、伸び悩んでいる・・・」

「私には、楽器演奏の才能なんてないんだわ」

「もう、音楽家の仕事を辞めた方がいいのかしら?」

あがり症やフォーカル・ジストニアに悩む演奏家をカウンセリングしていると、こういう弱音を吐いてしまう方が意外に多いのです。

でも、断言させて頂きますが、「音楽の才能が無い人」なんて、この世に一人も存在しません。

存在するのは「自分の才能を信じないで、努力を止めてしまった人」です。

もちろん、努力の結果が表れるのがすごく早い人もいれば、時間がかかるのんびり屋さんもいます。

そういった「スピードの違い」を気にして、「才能がある・ない」を決めてしまうのは本当にもったいない話です。

楽器演奏が上達する秘訣は、明確にあります。

以下の5つの点を守れば、誰でも上達できます。

1.先生を尊敬し、先生の指導通りに演奏すること。

先生はあなたの何倍も努力して現在の地位を築いています。その先生のご指導通りに演奏していれば、上達するのは当たり前です。

それなのに、先生の言われた通りに演奏を修正することができず、毎回のレッスンで先生から怒られていませんか?

先生の「言われたとおり」に演奏を修正することができないのは、あなたの側に原因があります。

たとえば、子供のときにピアノの先生から厳しくレッスンされたことが原因で、それがトラウマになっていることです。

また、親が異常に厳しく、ガミガミ怒られていると、先生と親がオーバーラップしてしまい、先生が怖くなることもあります。

そのために、先生のご指導に知らず知らずのうちに反発してしまい、素直に演奏を修正できないことが考えられます。

心理療法で心の傷を癒すことで、先生に対する反発心が消え、先生のご指導通りに、素直に演奏を修正できるようになります。

自分の指導通りに演奏を修正するあなたを見て、先生も毎回のレッスンで機嫌が良くなることでしょう。

2.自分を好きになること。

自分を好きでない人の演奏は、やはり自信が感じられません。演奏に「精気」「力強さ」が感じられないのです。

どこか死んだような音では、聴衆を感動させることはできません。

それに、「トスカ」のように、出だしでいきなり高い音を「パーン!」とだすとき、自分を好きでないと、発声の思い切りが悪くなります。

また、難しい曲を弾くとき、自信が無いと何となく演奏に対して及び腰になりがちです。

それに、管楽器の演奏で息のコントロールが悪くなり、息が足らなくなって息切れしたり、低音で声がガラガラしたりします。

自分を好きになることで、歌でも楽器の演奏でも、難しい曲に対してひるむことなく、堂々と力強い歌や楽器の演奏ができるようになります。

3.自分が好きな楽曲を演奏すること。

音大生やオーケストラの楽団員ならともかく、趣味で楽器演奏を習っている場合は、自分が好きな楽曲を演奏しましょう!

「クラシック音楽をやっている自分は高尚な人間だと思ってもらえるかも」なんて考えていませんか^^?

*私は思っていました(汗)。

ミュージカルでもポップス、ジャズでもボサノバ、ロックにR&Bでも、あなたが演奏したい楽曲を演奏すればいいのです。

好きでもない楽曲をイヤイヤ練習していても、上達する訳がありません。

でも、自分が好きな曲だったら、忙しい時間の合間を縫って、思わず練習してしまうことでしょう。

あなたが心から好きな楽曲をのびのびと演奏しているとき、演奏もなめらかになり、力強く、美しい音楽となり、聴衆の心も感動します。

4.毎日真面目に練習すること。

私が教わっていた二期会の先生は、常日頃「練習は裏切らない」とおっしゃっていました。

忙しいあなたも、毎日の練習だけは忘れないで!何事も、日々の積み重ねが他人と差をつけるのです。

時間はあるのに、練習する気になれない・・・それは、「先延ばしのクセ」です。

つい、先延ばししてしまうのにも心理的な原因があります。

たとえば、

1.子供の頃に親から「やりたくないこと」「やらなければいけないこと」をムリヤリやらされたことがトラウマになっている

2.「こんなことをしたって、どうせプロになれる訳じゃない」という思い込み

などが考えられます。

自分の内面を探り、先延ばしのクセを解消しましょう。

先延ばしのクセを解消することで、すぐに練習に取り掛かれるようになります。

また、練習にも情熱をもって取り組めるようになるでしょう。

5.「自分には、楽器演奏の才能なんて無い」という思い込みを捨てること

初めから、プロ顔負けに演奏できる人なんていません。

私も、「声楽的発声」のコツをつかむようになるまで、毎日真面目に練習して半年もかかりました。

「自分には、歌の才能なんて無い」という思い込みがあると、練習にも積極的になれないので、当然演奏も上手くなりません。

おまけに、フォーカル・ジストニアや発声時頸部ジストニアの原因にもなります。

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あがり症やフォーカル・ジストニアに悩む音楽家をカウンセリングしていると、ほぼ全員が「音楽家としての自分の才能に自信が無い」と仰います。

しかし、どうして自分の才能に自信が持てなくなったのか、その理由を突っ込んでお伺いすると、大抵は「単なる思い込み」が原因です。

たとえば、他の人に比べて楽器演奏の練習を始めるのが遅かったとか、自分は音楽家としてちゃんとした教育を受けていないから、等です。

他の人と比べて楽器演奏の練習を始めるのが遅かったのなら、他の人の何倍も練習すればいいだけのことです。

また、オーケストラの楽団員を目指すのならともかく、ポップスの音楽家なら、「正規の音楽教育を受けていない」と真剣に思い悩む必要はありません。

*ご相談を頂いたクライアントはポップス音楽のプロとして活躍されていました。

このように「自分には音楽家としての才能が無い」は、単なる思い込みのケースが多いのです。

単なる思い込みであれば、セラピーでたったの5分で自信をつけることが可能です。

幸いなことに、上記5つの「あなたの楽器演奏が上達する5つの秘訣」は、全てカウンセリングとセラピーで誰でも身に付けることができます。

実際、カウンセリング後にクライアントから

「練習が好きになった」

「自分の才能に自信が持てるようになった」

「先生とのレッスンが楽しくなった」

等の感謝のメールを頂いております。

「心」と「身体」はいつも密接に関係しています。

たとえばヴァイオリン、チェロなどの弦楽器、フルート、サックス等の管楽器、ピアノでも、思うように演奏ができない、いくら練習しても伸び悩んでいるとき、あなたの心の中にある「何か」が、あなたの上達を邪魔しています。

カウンセリングでは、その「何か」を明らかにし、セラピーで取り除きます。

すると、あなたと音楽を隔てていた「心の壁」が取り除かれ、あなたは身も心も「音楽」と一体化します。

そのとき、あなたはかつてないほどの「音」を出せる自分に気が付くようになることでしょう。

あなたの音楽を聴く聴衆の反応も、驚くほどにポジティブに変化しているはずです。

きっと、聴衆の目が輝き、素晴らしい演奏を聴かせてもらえた感動で、聴衆の心がザワザワと動くことでしょう。

「ブラボー!」「ブラーバ!」「アンコール!」と、聴衆が拍手喝采のスタンディング・オベーションを送ることも、夢ではありませんよ(^^♪。

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